骨粗鬆症診断と治療
一般的な整形外科領域の診察はもちろんのこと、早い時期からのリハビリや骨粗鬆症の診断・治療を行っており、転倒などによる骨折の予防などに力を入れております。骨粗鬆症
骨粗鬆症は、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり骨がもろくなる病気です。 これによりわずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。 骨粗鬆症は、がんなどの病気のように、生命をおびやかす病気ではありませんが、骨粗鬆症による骨折から、要介護状態になる人は少なくありません。骨粗鬆症外来
骨密度測定、採血、X線(脊椎)を総合的に診断します。
患者様にあった治療を選択し、骨折の予防に努めています。
■X線骨密度測定装置
最高水準のX線骨密度測定装置を導入しております。
骨密度測定では、腰椎、大腿骨、前腕の測定に対応しています。
■第一診察室
測定結果はファイリング装置により表示。
迅速かつ高レベルの診察が行えます。
骨粗鬆症チェック
- 次のような症状があれば一度受診してください。
- ●背が縮んだ。または縮んだように感じる。
●背中や腰が曲がった。または感じる。
●背中や腰の痛みのせいで動きがぎこちない。
●腰が痛いが、レントゲン検査では椎間板や脊柱管に異常がない。
●息切れしやすい。
●おなかがすぐにいっぱいになる。
●姿勢が悪くなった。
●掃除や洗濯がつらい。
●外出がつらい。
など
ロコモティブシンドローム
運動器症候群のことを言います。 運動器(骨、筋肉、関節など)の衰えで要介護になりやすい状態を表す言葉です。 原因として、骨や関節の病気、筋力の低下、バランス能力の低下が挙げられます。 立つ、歩くといった基本動作が困難になるほか、転倒や骨折のリスクが高まります。 骨や関節の病気の中の頻度の高い病気の一つとして、骨粗鬆症が位置づけられるのです。ロコモティブシンドロームチェック
- 1つでも当てはまるとロコモティブシンドロームの心配があります。 一度受診してください。
- ●片足立ちで靴がはけない。
●家の中でつまづいたり、すべったりする。
●階段を上がるのに手すりが必要。
●横断歩道を青信号で渡り切れない。
●15分くらい続けて歩けない。
●2キロ程度の買い物をして持ち帰るのが困難。(牛乳1リットル2パック程度)
●家事の重い仕事が困難。(掃除機使用、布団の上げ下ろしなど)